ソフトバンク先発石川柊太は5回途中2失点にまとめたが、毎回走者を出す苦しい投球だった。「1球目でやばいと思った。地方球場は変化球主体でと感じたマウンドだった」。

軟らかく低いマウンド状態に合わせるのに苦労したようで、全77球中43球が変化球。5回先頭岡田には直球勝負も右翼席へ運ばれた。「左のインコースに投げきれなかった。これからの課題」。それでも自慢のパワーカーブでは3三振を奪った。「体の状態はいいので、攻めの姿勢を見せていきたい」。開幕2カード目のオリックス初戦先発がほぼ決定。さらに精度を上げていく。