右肘の張りを訴えて1回で緊急降板した巨人菅野智之投手(33)について、阿波野投手チーフコーチはプラン再考の意向を示した。

試合後、取材に応じた同コーチは「考えていた部分でも、思い通りにはいかないかもしれない。不安を払拭(ふっしょく)させるための登板も必要だし、ブルペンももちろん必要だし。そこは話を、状態を聞いてから、あらためてプラニングするという感じです」と説明した。

菅野は開幕投手筆頭として先発し、1回2安打1失点(自責0)、21球で退いた。戻ったベンチで変化球中心の配球について聞こうをしたところ、変調を訴えたという。同コーチは「1回で代わるとチームにとっては不穏な空気が流れるのですけど、これは明日以降、我々も報告を待ちたい」と、慎重に話した。

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