先発の西武今井達也投手(24)が7回3安打0封と、楽天戦の無失点を継続した。

1回から4回まで毎回先頭を出したが、要所を締めた。7回2死、代打安田に4球すべて150キロ超の直球で攻めた。この日の122球目、帽子を振り落とす気迫の152キロで空振り三振を奪い、2点リードで降板した。

対楽天では、1失点完投で白星を挙げた21年10月15日の5回から数えて、4試合にまたがって連続無失点を26回2/3継続中。

「今日はカード頭なので、先制点を取られないこと、とにかく1勝したいという気持ちでした。全体的に常にボールが先行してしまい、結果的に四球も増えてしまったので、次回はしっかりストライクゾーンで勝負できればと思います。7回の登板は自分から『いきます』と言ってマウンドに上がりましたが、2点差だったので、技術というよりは気持ちで負けないように、回の途中でも(捕手の)柘植さんとしっかり話をしていました。柘植さんも守りに入らず攻めていこうと言ってくださったので、助けられました。今日の良かった点も悪かった点もしっかり振り返って、同じミスは繰り返さないように、次回もゼロを並べるピッチングをしたいと思います」と振り返った。

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