日本プロ野球選手会は24日、選手会に加入する支配下選手（714人、外国人選手は対象外）の今季の年俸調査結果を発表した。球団別の平均年俸は、巨人が6807万円で4年ぶりに12球団トップとなった。昨年まで3年連続トップだったソフトバンクは6763万円で2位だった。

12球団の順位は次の通り。括弧内は昨年順位。

1位巨人6807万円（2位）

2位ソフトバンク6763万円（1位）

3位楽天5353万円（3位）

4位ヤクルト4797万円（5位）

5位西武4579万円（4位）

6位DeNA4399万円（7位）

7位阪神4345万円（9位）

8位広島3819万円（8位）

9位オリックス3525万円（6位）

10位ロッテ3485万円（11位）

11位中日3383万円（10位）

12位日本ハム2569万円（12位）

楽天は平均年俸は3位だが、中央値は12球団中12位の1050万円（1位はソフトバンク、DeNAの2000万円）。同一球団内の格差が顕著となっている。

選手会は契約更改に関するアンケートも実施。5段階評価の上位2つ「満足」「大きく満足」を選んだ合計ポイントは、阪神が60・00％で1位となった。球団内格差が指摘される楽天は、12位の24・19％だった。

一方で、昨年は19・35％で満足度12位だった中日が、今回は42・31％の8位。平均年俸は昨年の10位から11位に後退したが、選手の満足度は大きく上がった。