右太もも裏の肉離れから1軍復帰した巨人坂本勇人内野手(34)が、野村克也を抜いて歴代単独4位となる通算181度目の猛打賞を記録した。

4点リードの3回2死二塁、中日砂田の外角低めに落ちるシンカーを拾い上げて中前に落とす適時打。この日ここまで、3打数3安打とし「次の1点が大事だと思っていたので、いい追加点になってよかったです」とうなずいた。

「2番遊撃」で35日ぶりに1軍復帰。1回1死の第1打席で右翼フェンス直撃の二塁打を放って、岡本和の3ランを呼び込むと、1点リードの2回無死一、二塁には左翼線への2点適時二塁打を放ち「いい形でつないでくれたので、何とかかえすことができてよかったです」と話していた。

猛打賞は2本塁打を放った5月25日DeNA戦(東京ドーム)以来、2カ月ぶりで今季3度目となった。

【通算猛打賞ランキング】

1位 張本勲(ロッテ)=251

2位 川上哲治(巨人)=194度

3位 長嶋茂雄(巨人)=186

4位 坂本勇人(巨人)=181

5位 野村克也(西武)=180

6位 福本豊(阪急)=178

6位 松井稼頭央(西武)=178

8位 立浪和義(中日)=175

9位 王貞治(巨人)=171

10位 広瀬叔功(南海)=169

 

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