阪神が18日DeNA18回戦(横浜)での判定を不服とし日本野球機構(NPB)に意見書を提出していたプレーに対し、20日、杵渕和秀セ・リーグ統括(55)が同球場を訪れ直接回答した。
阪神は1-2の9回1死一塁で一塁走者の熊谷が二盗を試み、一度はセーフの判定もリクエストによるリプレー検証でアウトに覆った。映像ではベースカバーに入った遊撃手京田の足が二塁をふさぐ走塁妨害のようにも見えたが、審判団は「故意ではなく走塁妨害には当たらない」と判断。岡田彰布監督(65)は5分近く猛抗議を行っていた。
杵渕統括は「今回、意見書の中で熊谷選手がお互いケガをしないためにスライディングを緩めたと。冷静になって一瞬の間に配慮してくれてお互いの大けががなかったことに感謝している」と明かし、故意か故意ではないにかかわらず今回のように二塁ベースを完全にふさがれた場合に「形を見て、不利益のあったプレーであれば、その不利益を取り除くという審判の判断、判定も必要なんじゃないかということは、なるべく早く話し合いたい、確認したい。これが結論です」と説明した。
今後、12球団、プロ野球界全体でルールの運用や審判の認識を変えていくという。杵渕統括は「仕方なくそういう形になったので、たまたま走塁妨害をとるとか。今後はそういうことも出てくる」と説明し、同様のプレーで「走塁妨害」と判断される場合も出てきた。すでに審判団の間では検討を開始しているという。
岡田監督にもこの日話を伝え、理解を得たという。大けがにもつながるベース上でのクロスプレーに新たな動きが出てきた。



