左足首痛で2軍調整中のヤクルト奥川恭伸投手(22)が来月9日に宮崎で開幕するフェニックスリーグにフル参戦する。

23日、埼玉・戸田球場で練習に参加。既にブルペンにも入っており「足も良くなっていますし、上半身も不安なく投げられています」と語った。

右肘痛からの復活を目指し今季は2軍戦で7試合に登板。100球近くにまで球数も戻り、1軍復帰目前だったが7月4日の練習中に転倒し、左足首を負傷。復帰計画が白紙となった。

新たな計画として来月9日~30日に行われる同リーグにフル参戦する。間隔を空けて3、4度登板し、徐々に球数を増やし、最終登板では先発の役割をまっとうできる球数にまで増やしていきたい考えだ。

同1日のイースタン・リーグ最終戦となる日本ハム戦(鎌ケ谷)では1イニングの調整登板を行う予定。フェニックスリーグでの投球が順調に進めば、11月の秋季キャンプ(松山)でさらに体を盤石なものにし、来年2月の春季キャンプでの1軍スタートを目指す。

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