日本ハムは29日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で山田遥楓内野手(27)、立野和明投手(25)、梅林優貴捕手(25)、松岡洸希投手(23)に来季の契約を結ばないことを通達した。

山田と立野は現役続行を希望。梅林と松岡は球団から育成選手契約を打診されたもようだ。

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鎌ケ谷で取材に応じた立野は「トライアウトに向けて、ちょっと体を動かそうかなと。体自体は元気なんで。特に問題ないかなと思う」と現役続行を希望した。日本ハムでの4年間で5勝を挙げたが、最後の白星となったのは昨年3月31日西武戦(札幌ドーム)。新庄剛志監督(51)に監督初勝利をプレゼントした形となったが、今季は4試合の登板で0勝1敗、防御率6・00にとどまった。「今後も続けるつもりではいますけど、まずは一区切り。ファイターズファンや、いろんな人に感謝ですね。応援していただき、ありがとうございました。結果を残さなくて、すいません。今後もまた、どうなるかわからないですけど、よろしくお願いします」とファンや関係者に感謝した。

◆立野和明(たての・かずあき) 1998(平10)4月3日、愛知県豊山町生まれ。小学1年から豊山フェニックスで野球を始め、豊山中では東海チャレンジャーボーイズ。中部大第一では県8強が最高。東海理化1年目はホンダ鈴鹿、2年目は東邦ガスの補強選手で都市対抗に出場した。19年ドラフト2位で入団。プロ初勝利は21年6月30日楽天戦(楽天生命パーク)。通算18試合登板、5勝6敗、防御率3・89。今季推定年俸1600万円。181センチ、87キロ。右投げ右打ち。

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