DeNAは16日、前ブルージェイズ傘下3Aのローワン・ウィック投手(31)と来季の契約を結ぶことを発表した。

ウィックは、2012年ドラフト9巡目(全体300番目)で捕手として、カージナルス入り。外野手を経て、投手に転向した異色の経歴を持つ。

長身から150キロを超える速球が武器の救援右腕で、昨季はメジャーで64試合に登板。通算では146試合に登板し、6勝10敗20セーブ、防御率3・82と豊富な経験を誇る。

今季は3Aで43試合に登板し、4勝4敗5セーブ、防御率6・66だったが、51回1/3のイニング数を大きく上回る73奪三振をマークした。

バウアーの去就が不透明な中、オースティン、ウェンデルケンの残留が決定。ウィックには、山崎、森原、ウェンデルケン、伊勢らとともに守護神争いも期待され、強固なリリーフ陣を形成する。

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