ヤクルト奥川恭伸投手が被災したふるさとを思った。

石川・かほく市出身。帰省中の1日に能登半島地震が起きた。サイレンは鳴りっぱなしだったという。家族は無事だったが、自身も震度5強だった同市で高台に避難するなどした。今後の支援活動も考えているという。昨季は右肘痛などの影響で1軍登板がなかった。白星は21年から遠ざかる。戸田球場で初練習した右腕は「まずはしっかり1軍で投げたいですね」。自身のため、故郷のために、3年ぶりの勝利をつかむ。

【関連記事】ヤクルトニュース一覧