巨人は22日、ルーグネッド・オドーア外野手(29=パドレスFA)と契約合意したと発表した。推定年俸2億円で、背番号は23に決まった。入団記者会見は来日後に行う予定。

オドーアは右投げ左打ちでメジャー時代は主に二塁手を担ったが外野も守れるユーティリティープレーヤーとして来日する。昨季はパドレスで59試合に出場し、打率2割3厘、4本塁打、18打点だった。「読売ジャイアンツの一員になることができてとても興奮しています。素晴らしい機会をいただいて光栄に思います。新しいチームメートと優勝目指してプレーすることを今から楽しみにしています」とコメントを寄せた。

新外国人選手獲得が待望される中、阿部監督もユニークな言い回しでラブコールを送っていた。19日のスタッフミーティング後に取材に応じ「月曜日にたぶん、皆さんにお伝えすると思います。要望は大谷君がほしいと。大谷君がほしい」とニヤリ。ドジャース大谷獲得とはならずも、公言どおり月曜日の正式発表となった。

 

◆ルーグネッド・オドーア 1994年2月3日、ベネズエラ生まれ。11年レンジャーズ入団。14年メジャー昇格。15年から8年連続2桁本塁打。16、17、19年に30本到達。21年トレードでヤンキース、22年オリオールズ、23年パドレスに移籍。本職は二塁手だが、昨年はメジャーで初めて右翼手として9試合に出場した。メジャー通算1154試合で930安打、打率2割3分、178本塁打、568打点、70盗塁。180センチ、90キロ。右投げ左打ち。