パンプアップした肉体で1軍定着する。DeNA知野直人内野手(24)が30日、キャンプ地でもある沖縄のユニオンですからスタジアム宜野湾で自主トレを公開した。宮崎敏郎内野手(35)、佐野恵太外野手(29)とともにランニング、キャッチボールで汗を流した。ともに1月は昨季限りで現役引退した松田宣浩氏(40)主催の「熱男塾」に参加後、チームに先駆けて沖縄入りした。

今オフは毎日、お肉700グラムをおかずに米を書き込んだ。「もともと食べられないので頑張って。吐く寸前まで」と食トレを敢行。筋肉量も増加し、体重は83キロから4キロ増の87キロまでアップした。「佐野さんにも『スイングが強くなった』と言われるので、いい方向に向いていると思いますし、走った中でもスピードは落ちていないという感じはする。いい方向に体重の増え方がいっているかなと思います」とうなずいた。

昨季はシーズン後半に1軍に定着し、主に代打や代走で39試合に出場。「去年の後半、戦力としてできたのが本当に幸せでうれしかった。チームが優勝するために、その1人としてやっていきたい。(走攻守)全部出来たら一番良いと思います。でも去年は一番足をアピールできたので、そこは継続しながらもっとアピールしていきたい」とチームに貢献できる術を探りながら、居場所を作っていく。

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