阪神は11日、ドラフト1位下村海翔投手(21=青学大)が「右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)」を行い、無事に退院したことを発表した。

今春は2軍具志川キャンプスタート。大学時代の疲労回復を優先する方針で、スロー調整を進めてきた。ブルペンでの投球練習も、1度のみにとどめていた。

過去の症例では、20年11月に才木が右肘の同手術を受け、退院から約1年3カ月で実戦復帰。島本は同じタイミングで左肘の同手術を受け、退院から約1年6カ月で実戦復帰を果たしている。

中日では同じドラフト1位の草加勝投手(22=亜大)も同手術を受け、現在リハビリを行っている。一方で、巨人ドラフト1位の西舘勇陽投手(22=中大)は、開幕1軍で勝ちパターンの一角を担い、5試合で5ホールドをマーク。昨年のドラフトで東都大学勢が7人1位指名を受け、同一大学連盟最多となっていたが、プロ1年目は、いきなり明暗が分かれる形となった。

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