早大が首位に立った。1点を追う法大戦の8回、前田健伸内野手(3年=大阪桐蔭)の2点適時二塁打で3-2と逆転し、先勝。19日に連勝すれば勝ち点4に一番乗りとなる。明大は吉田匠吾内野手(3年=浦和学院)のリーグ戦初本塁打などで5-0で慶大を下した。

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法大・篠木の球威に押され、7回までフライアウトが12個。早大・小宮山悟監督(58)が「試合の途中からもうイライラしました。帰って説教しようって準備をしていた」という8回に、前田が“監督大爆発”からチームメートを救った。1点差に迫り、なおも2死一、二塁で右中間への2点適時二塁打。「それまで少し差し込まれて。積極的に振れて結果につながりました」とホッとした。

中軸で起用されながら結果が出ず、この日は長く持って序盤はポップフライ連発。「あそこのひと振りがなければ本当に帰って説教の対象でした」という指揮官に、隣に座る前田は恐縮しきり。小宮山監督は「まぁまぁ、怒り半減。前田が打たなかったら大変な試合でした」とまとめ、そのまま殊勲者に「良かったね」とつぶやいた。説教なくて良かったね-。絶好調な小宮山節が、早稲田の勢いを象徴している。【金子真仁】