交流戦突入直前だったのが、救いか。ソフトバンクが今季初の同一カード3連敗を喫した。ロッテの岩下から始まったブルペンデーで、打線が沈黙。前カードの楽天戦では2試合で計35安打33得点を挙げたが、今カードは3試合で計14安打2得点と急ブレーキだ。それでも、試合後の小久保裕紀監督(52)は冷静だった。

小久保監督 まぁ長いシーズンではこんなこともあるし、ある意味これで交流戦に入るので、なんかいいですよ、逆に。このままパ・リーグやったらなんかちょっと、なんかなと思いますけど。(交流戦は)全然雰囲気が変わるし、全く別ものの野球になるのでね。

超強力打線が鳴りを潜めた。0-2の7回。3四球をもらって無死満塁という絶好機を迎えたが、代打の中村晃が「投-捕-一」とわたる痛恨の投ゴロ併殺。1点も奪えず2死二、三塁と状況は変わり、9番三森が遊ゴロ。3試合ぶりの勝利を期待した幕張のタカ党からは、ため息がもれた。

8回2死一塁、4番山川の適時打で25イニングぶりに得点も、反撃はここまで。2死満塁で川村が見逃し三振。直後に救援陣が決定的な5点を失った。山川が打点を挙げた試合は今季ここまで19勝1分だったが、不敗神話は途絶えた。

2位の日本ハムも敗れ、4・5ゲーム差は変わらなかった。3連敗は今季2度目。29勝13敗(2分け)の貯金16で交流戦に向かう。最初のカードは東京ドームに乗り込んでの巨人3連戦だ。小久保監督は「セ・リーグ(球場で)スタートやし(打線に)ピッチャーが入る。切り替えるというほどではないけど、勝手に雰囲気は変わるから。それをよしとしましょう」と次戦を見据えた。セとの戦いで流れを変え、12球団最速30勝を決める。【只松憲】

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