広島床田寛樹投手(29)が痛みをこらえて8回途中まで1失点に抑え、チームの連敗を止めた。
2回に先制ソロを浴びるも、その後は踏ん張った。6回1死一、三塁は4番川越を二併殺。8回は1死一塁でこの日2安打されていた岡林を迎えたところで降板も、救援のハーンが1死一、三塁を無失点で切り抜けた。
昨季の自己最多に並ぶ11勝目にも「勝てる試合は全部勝ちたいと思っている。今(優勝争いが)もつれてもいるので、自分に勝ちが付かなくても、チームが勝てるようにできればいい」とチームの勝利を喜んだ。
敵地バンテリンドームではチームが5連敗中で、自身も今季2戦2敗だった。1回、いきなりアクシデントに見舞われた。先頭岡林のライナー性の打球が左ひざ上を直撃。「自分の集中力不足だった。痛くなくて良かった」。菊地原投手コーチとトレーナーが駆け寄るも、無事をアピールして投球を再開。思わぬアクシデントで目が覚めた。低めを意識した丁寧な投球を徹底し、無四球投球。投球テンポの良さが、好守も呼んだ。新井監督は「痛みがある中、よく粘って投げたと思います」と連敗を止めた左腕の奮闘をたたえた。連敗を止め、カープが首位をキープした。【前原淳】
▼広島坂倉(決勝の逆転2点打含む猛打賞)「ちょっと詰まったんですけど、いいところに落ちてくれたので良かった。まだまだ全然なので、1試合1試合やるだけです」
○…広島は最短で9月1日にマジック21が初点灯する。条件は広島4連勝、巨人4連敗の場合。巨人が3日以降の残り22試合に全勝しても最終成績は84勝53敗6分けで勝率6割1分3厘。広島は巨人との残り6試合に全敗しても、他球団との21試合に全勝すれば85勝53敗5分けで勝率6割1分6厘となり、巨人を上回るため。



