もう、やらかしません-。日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が28日、沖縄・名護での先乗り合同自主トレに合流した。
先乗り自主トレ中に左足を負傷した昨年1月29日から365日。悪夢が起きたグラウンド外野芝生でのウオーミングアップでは「(ケガが)よぎりましたね。もちろん気を付けて。芝がぬれてるんで。去年は、それで滑ってケガしているので」と、慎重にスタートを切った。
暖かかった昨年は白の半袖Tシャツで臨んだが、この日の名護は、練習開始時の午前9時の気温が13度前後。沖縄にしてはかなり冷え込む中、黒ニット帽に、上下黒のトレーニングウエアを着て、見た目にも緊張感を漂わせていたが、内野守備では率先して声を出すなど明るさは健在だ。キレのある動きも見せ「いつも通り楽しくできました」と笑顔で振り返った。
開幕を棒に振った昨季の過ちは繰り返さない。24年はリーグ中盤から徐々に調子を上げ、規定打席には足りなかった(329打席)が、初の打率3割もマーク。25年は「やっぱり開幕からチームの力になりたい」と、序盤から軸となってチームを勢いづけていく。
大分での合同自主トレ中に痛めた左手中指、薬指も「検査を受け大丈夫でした」と問題ない。バッティングではヘッド側が太く、途中から急に細くなる未確認動物“ツチノコ風バット”でトス&ティー打撃。先が重く「自分が出したいなと思う軌道や使い方を、意識しやすい形になっている」。今オフから取り入れる“新兵器”に記された文字は「MONSTER」。「大きなところを変えてるわけじゃないですが、いい感じ」。幼少期から“怪物”と注目を浴びてきた打撃により磨きをかけ、ツチノコを超える衝撃を、球界に巻き起こす。【永野高輔】



