元巨人の江川卓氏(69)がYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」を更新し、開幕からの巨人の戦いぶりなどを語った。

オープン戦で不安のあった新外国人のキャベッジについては、開幕前から活躍を予想。9日の試合前時点で打率3割4分9厘、2本塁打と結果を残し「150キロを超えるストレートは少し遅れるなと思っていて、140キロ台のストレートならこなすなと思ってました。見逃し方も良かった。フォークボールもブルブル振らないですし。打つポイントが遅いので。打つポイントが遅いので、150キロの直球は詰まるんですけど。だいたいの感じは思い描いていた活躍をされている」と解説した。

開幕から勝利がないエースの戸郷翔征投手(25)については「去年と何が違うかというと、今年はボール1個か2個ずれる」と、決め球フォークの制球を課題に挙げた。フォークが決まらないことで直球で攻めざるをえなくなる。その直球を「狙い打ちされるカウントをつくってしまう。コントロールを重視する方向に考え出すと、また勝ちだすかなと思ってます」と語った。

今季から加入した田中将大投手(36)は、3日の中日戦(バンテリンドーム)で5回1失点に抑え、586日ぶりの勝利を飾った。江川氏は「非常に感動的な勝利でした。3回ぐらいまで昔の片りんのいいボール。4回、5回はスライダーが抜けはじめて、そろそろ危ないと思って見てました」と分析。5回は1死満塁のピンチを招くも三ゴロ併殺打で切り抜けた。「スライダーが抜け始めた状況の中で、あの1球がいいところにいくかホームランになるかの差。それだけなんですが、それがすごく重要。勝つか負けるかの差になる。最後抜けないいいスライダー。見事だと思いました」と評した。

巨人のこれまでの戦いは「阪神に3つ負けたのは予想外。今年は阪神苦手説が出るかもしれない。場所も甲子園ではなく東京ドームですから」と語った。