阪神が4連勝で、2年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした。2位巨人に17ゲーム差、貯金33と圧倒的な強さを見せた独走優勝だった。
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藤川監督の日課は、監督室にあるホワイトボードに、日々の星取りを自ら記すことだ。6月中旬の交流戦では7連敗。「ロード中だったので負けて帰ってきて、黒星を自分で貼るんですけど、めんどくさいなと思って」。そこには「梅雨休み」とユーモアたっぷりに書いた。
「達観して物事を見すぎるところがあるので、そこは申し訳ない。つまらなく映ってしまう部分もあるかもしれない」。揺れ動かない強さはチームにも波及。ビジターの帰りのバスの車内は、いつでも空気が同じ。「『わーい!』もないし『明日、明日!』ということもない。ただ着替えて、切り替えて。マグロみたいに、そんなチームになってきました」。いつも前だけを見る。藤川イズムは浸透している。【磯綾乃】



