北海学園大の最速159キロ右腕の工藤泰己投手(4年=北海)が、広島から4位指名を受けた。
高校時代までは主に捕手だったが、大学から本格的に投手に転向。入学直後に島崎圭介監督(54)から目標を問われた際に「ドラフト1位でプロに行って、活躍することです」と宣言。高いハードルを自らに課した。「本州の選手にも負けない大きな体をつくろう」という指揮官の言葉を着実に遂行。冬場になると雪がグラウンドを覆う厳しい環境にも一切めげない。地道な筋トレに明け暮れ、そのかいあって年を追うごとに球威が増した。
目標とする選手はダルビッシュ有(パドレス)。憧れの人物に近づきたい一心で、カーブ、スライダー、チェンジアップ、ツーシーム、カット、スプリットと多彩な変化球を習得。破壊力満点の直球と変化球はそう簡単には打ち崩せない。今年6月の全日本大学選手権では同校46年ぶりの勝利に貢献し、NPBのスカウトたちに強烈な印象を与えた。迎えたドラフトでも注目度は変わらず、「北の剛腕」にうれしい知らせが届いた。



