4番が打てば勝つ。阪神佐藤輝明内野手(27)が今季初安打&初打点で26年チーム初白星に貢献した。

2打席連続空振り三振で迎えた6回の第3打席。巨人ハワードの内角高め直球を右翼へ運び、ダイビングキャッチを試みた中山が捕球できなかった。佐藤は隙を見て二塁まで到達。開幕から7打席目で待望の初安打が長打となり「とりあえず1本出たんでね。それは良かった」とうなずいた。

気分よく迎えた8回1死二塁の第4打席では右前適時打を放った。リードを2点差に広げる値千金の初打点に「しっかりいいところで回してくれたので良かったです」と主軸の役割を全うした。先発高橋は5年ぶりの完封勝利をあげたが、高橋にとっても精神的に楽になる2点目だった。

昨季は40本塁打、102打点をマークし、リーグ2冠とMVPを獲得した。例年よりも注目が集まる今季は27日の開幕戦で4打数無安打。1三振、1併殺と悔しさが募った。佐藤が凡退すれば敵地でも虎党が大きなため息を漏らすが、それはスターの証拠でもある。「また明日も頑張ります」と帰路についた4番。2年連続開幕カード勝ち越しだけを見据えた。【只松憲】

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