あぁ夢一瞬…。阪神は7回に一時逆転も実らず、今季初の甲子園での「伝統の一戦」に敗れ、5日ぶりに首位から陥落した。今季最長だった連勝も4で止まった。
0-0の2回、巨人先頭のダルベックの打球を遊撃木浪がはじいて失策。ここから3連打で2点を先制された。藤川球児監督(45)は「展開的にタイガースのペースっぽくはなかったですね」と振り返った。
試合は巨人優勢で進み、打線も先発則本の前に6回まで2安打。束になったのは2番手北浦に代わった7回だった。佐藤輝と大山の連打などで1死一、三塁と攻め、前川の右前適時打で1点差。さらに2死二、三塁から代打高寺がバットを折りながらも中前に2点適時打を落として逆転した。
だが勝利への盛り上がりはすぐに消えた。8回2死から、3番手モレッタが大城に来日初失点となる同点ソロを被弾。そして9回、守護神岩崎が1死から代打坂本に許した左前打からピンチを広げ、松本に決勝の左前適時打を浴びた。
指揮官は「展開ですね。今日のゲームの展開で、やっぱり巨人も全力できていますから、お互いにギリギリの勝負をしていく。明日もそれが続くと、頑張りましょう」とすぐに前を向いた。今季初の2失策にも「これを経て、また強くなっていけばいいだけですから」ときっぱり。開幕6カード連続勝ち越しへ、2連勝を目指す。【磯綾乃】



