阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)がプロ初の決勝打を放ち、今季最長タイの4連勝に導いた。新人のデビューから4試合連続安打は16年高山俊以来の球団タイ記録。1番立石が猛虎打線をけん引する。
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立石の高川学園中、高校時代の恩師、松本祐一郎監督は立石の印象に、勝負強さを真っ先に挙げた。
「負けている状況とか、ここという時に打ってくれる。チームの願いをかなえてくれるような場面で打つ子でした」
その打球や技術はもちろん、ここぞの勝負強さが光った。
「早い段階から高い目標を見つけてコツコツと努力できるような子。何かが急激に伸びたとかではなくて、高い志を持って、ずっと取り組めたことが今の彼の基盤。人一倍努力していましたね」
朝は父和広さんの送迎で7時までに学校に到着し、練習。納得がいくまでティー打撃を続けた。
そして高3夏。山口大会決勝の大一番で、公式戦初本塁打を放ち、チームを甲子園に導いた。甲子園でも1回戦の小松大谷(石川)戦でバックスクリーンへ2ラン。「こちらが助けられたような気持ちでした」と松本監督。努力に裏付けされた勝負強さは当時から変わらない。【村松万里子】



