巨人が今季ワーストの連敗を5でストップし、橋上秀樹監督代行(60)体制で初白星を挙げた。「ホッとしました。毎試合毎試合、たくさんの応援をいただいてますので、それに恥じないように。勝ち負け別として、精いっぱいやりたいという風に思いますので、引き続き応援よろしくお願いします」と願った。

阿部慎之助監督(47)が前日26日に辞任。オフェンスチーフコーチだった橋上氏が監督代行として指揮を執って2戦目だった。

この日は先発の戸郷翔征投手(26)が7回1失点と粘り抜いた。3回2死一、三塁、ソフトバンク山本恵に右翼への先制適時打を浴びるも、粘り強く投げ抜いた。毎回走者を背負う展開でも、要所を締めた。最速150キロの直球を中心に、117球で7回7安打1失点、4四死球6奪三振という投球内容で今季2勝目を挙げた。

打線は「こういう時こそやはりベテランの力というのは非常に必要だなと思いました」と平均年齢32歳のスタメンを並べた。「せっかく使うなら上位に」と2年ぶりに坂本勇人内野手(37)を3番に起用し、丸佳浩外野手(37)も7番右翼に置いた。

1点ビハインドの3回、ソフトバンク先発アルメンタに襲いかかった。左打者への攻めに苦しむ左腕から先頭の泉口友汰内野手(26)が中前打を放つと、坂本も中前に運ぶなど、1死満塁に。5番大城卓三捕手(33)が押し出しの四球を選んで同点とすると、6番トレイ・キャベッジ外野手(28)が左翼フェンス直撃の2点適時打で勝ち越し。さらに9番戸郷も“自援護”の適時打を重ねるなど、打者11人で1イニング5得点を挙げて逆転した。

ここまで先制点を許すと1勝11敗だったが、ベテラン勢の起用がピタリと当たった。勝利の直後には戸郷から「代行、1勝目ですね」と声をかけられた橋上監督代行は「(勝利球は)僕にくれるかなと期待はしたんですけど、(戸郷に)持って行かれたので。もらってもスタンドに投げようかなと思っていましたけど、結局取り越し苦労ということで」と笑顔で振り返った。

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