阪神森下翔太外野手(25)が7日、暴言退場した前日6日の「日本生命セ・パ交流戦」の楽天戦(甲子園)から一夜明け、切り替えを強調した。

この日の同戦は雨天中止。通常通りに調整した森下は「チームに迷惑をかけたので、次の試合から切り替えて頑張ります」と心境を明かした。

森下は6日、ストライク判定を不服として球審に繰り返し抗議し、4年目で初めて退場処分を受けた。この日NPBは制裁金10万円と厳重注意の処分を発表。「チームに迷惑をかけてしまった」と繰り返して猛省した。

藤川球児監督(45)も今回の処分を真摯(しんし)に受け止めた。練習後に取材対応。「その制裁をしっかりチームとして、監督としても引き受けて」と言及した。それでもペナントレースは真っ最中。球団史上初の連覇へ立ち止まっている暇はない。「チームとしてはもう過ぎたこと。それから明日(8日)に向かう。森下選手がプロ野球史上初めてグラウンドで退場になった選手ではありませんから、そうではなくてチームとしては常に明日」。森下の背中をそっと押すようにそう話した。

指揮官は常日頃から「明日」と切り替えを強調してきた。今回もまた同じマインド。目線を前に向け続ける。“スライド”となった8日楽天戦(甲子園)から14日オリックス戦(京セラドーム大阪)までは7連戦が組まれた。「明日、明日ですよ。人生は」。リスペクトを忘れず、藤川阪神は戦い続ける。【只松憲】