日本生命セ・パ交流戦で「新庄ハム」が4年ぶりの7連勝だ。0-0の6回1死満塁から、前日10日に続いて4番に入った野村佑希内野手(25)が、打ちあぐねていたDeNA東から殊勲の犠飛をライトへ放った。
「死んでもゴロだけは打たないようにと思って、空に向かって打ちました」と野村。投手戦に終止符を打つ一打で、先発した孫易磊投手(21)の来日初勝利をアシストした。新庄監督も「あれは、でかかった」と最敬礼だ。
試合前、ベンチ前で必ず円陣を組む。試合に勝った場合、翌日以降も円陣での“声出し役”は変わらないのが日本ハムのルールだ。6月4日広島戦(マツダスタジアム)から始まった連勝中、声出しは清宮幸が担当してきた。お立ち台に上がった野村は、本拠地を埋めた2万9000人超のファンの前で「清宮さん、そろそろネタがなくなってきてるんで、しゃべれなくなるぐらいまで勝てるように、皆さん応援よろしくお願いします」と、お願い。新庄政権下では初となる8連勝への布石を打った。
この日の交流戦も、パ6球団が全勝。新庄監督にとって就任1年目以来の連勝街道も、パ・リーグの順位変動はない。勝っても動かず、負ければ一気に順位を落としかねないサバイバル。新庄監督は「(交流戦は残り)4つか。ここで落とせないなっていう気持ちはあります」と、交流戦全勝フィニッシュを誓った。【中島宙恵】
◆日本ハム7連勝中の清宮幸の声出し
6月4日広島戦(マツダスタジアム)「雨は降っていますが、心は晴れやかに。今日は晴れ晴れファイターズで行きましょう!」
6月5日ヤクルト戦(神宮)「東京は僕の地元です。勝ちましょう!」
6月6日同戦(同)「神宮球場をドミネートしましょう。今日も勝ちますよ!」
6月7日同戦(同)「守備も打撃も迷ったら前へ。攻めの気持ちで行きましょう!」
6月9日DeNA戦(エスコンフィールド)「北海道のように広い心と視野を持って戦いましょう。勝ちますよ!」
6月10日同戦(同)「勝ってかぶとの緒を締めよ。ことわざ通り、最善の準備をして臨みましょう!」
6月11日同戦(同)「甲子園では西投手に勝ちました。エスコンでは東投手に勝ちましょう!」



