日本ハム北山亘基投手(27)が、鬼門のロッテ戦で今季2度目の完封勝利。しかも、無四球のおまけつきだ。ロッテ戦は24年4月20日(エスコンフィールド)以来2年ぶりの勝利となり、自身6連勝で今季7勝目を挙げた。

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日本ハム北山は、気遣い上手で、ときに厳しく諭してくれる2学年下の女房役に感謝した。今季7勝のうち、進藤が先発マスクを被った試合で5勝。2度の完封勝利はいずれもこのコンビだった。「リードがすごくさえていて、それに乗っかって最後まで投げることができました」と最敬礼だ。

心地いいのは、まず自分の感覚に寄り添ってくれるところだ。「(進藤が)ベース板から見たバッターの視界と、僕が相対してマウンドから見たバッターの視点とか、お互いの打球に対する反応の仕方だったり、解釈がすごく一致することが多い。サイン交換もスムーズ」と相性のよさを感じる。一方の進藤は「何が一番ベストかを考えながら。その要求通りに北山さんが投げてくれたので。全球種一級品なので」と謙そんした。

無理なく良さを引き出してくれるから、たまに入るムチもまた、じんわり染みてくる。進藤は「(北山が)ちょっとしたことでイライラしたり感情的になる時が結構ある。自分のあれ(世界)に入っちゃうので、そういう時にマウンドに行って『そんなにイライラしても意味ないんで』って」。クールに見える北山だが、その陰には、かゆいところに手が届く、孫の手のような素敵な相棒のサポートがあった。【永野高輔】