巨人田中将大投手(37)が約3週間ぶりの先発登板に臨み、予定の5回を2失点でまとめた。球数は58球で、被安打は6、無四球。「まだまだの部分はもちろん感じながらも、ある程度、一定の手応えは感じることはできたかなと思います」と振り返った。

立ち上がりを狙われた。初回先頭から2者連続で初球を合わされて、2球で失点。その後も内野ゴロの間に追加点を奪われた。

実戦は2回5失点と打ち込まれた6月11日楽天戦(楽天モバイル最強パーク)以来。「ゲームに入って、練習とシチュエーションも違うし、力の入り方も違うし、変わった部分で、ちょっと最初、合わなかった部分もあった」と苦しんだが、すぐにアジャストしてみせた。2回以降は「極端に」と、直球を減らして変化球をコースに集めて、ゴロの山を築いた。

この日は今季の開幕から続けていたワインドアップではなく、ノーワインドアップでの投球だった。「より良いボールを投げるために。いい角度のボールがあったりとか、いい感じで腕を振り抜けるっていうフォームになってたりもする」と説明。春のキャンプから取り組んできた中で、変更を決めた。

「先発投手はいいですし、自分としてもいつでも声がかかる位置にいたい」。今季は1軍で10試合に先発し3勝3敗、防御率3・52の結果を残す。後半戦へ向かうペナントレース。プロ20年目、さらなる勝ち星、チームの勝利に貢献していく。