西武ベンチが皆、輪っかを描くように人さし指をクルクルさせる。合計何周させたことだろう。初回に1点先制後、林安可外野手(29)の2ランが右翼ポール際に突き刺さった。しかしファウル判定。一様に「えぇ?」。西口監督も「ほんと焦ったよ」とリクエスト。無事に本塁打に正され、台湾からの助っ人は優雅にダイヤモンドを一周した。
○…林安可は父親が台湾出身で、母親はアルゼンチン出身だ。子どものころから野球が大好きだったが、サッカーW杯も気になるところだ。日本時間12日、アルゼンチンはスイスに勝利し4強入りを決めた。林安可は「ちゃんと見てます。アルゼンチンが勝ったらやっぱりうれしいです」と笑顔。「最後まで行けるように祈ります」と優勝を期待していた。



