阪神茨木秀俊投手(22)が第2の故郷で腕を振った。フレッシュオールスターゲーム(ハードオフ新潟)でセ・リーグの先発を務め、2回2安打1失点。「自分の球が投げられて楽しかった。なかなかない機会に感謝しながら臨めたのでよかった」とうなずいた。

初回、140キロ台終盤の直球を軸に2死。だが、3番オリックス麦谷に6球目145キロを中越えの二塁打。続く日本ハム・エドポロの右前適時打で1点を許した。それでも2回は内角に直球を投げ込み、3者連続ゴロアウトに仕留めた。

「真っすぐも、変化球も感覚が良かった。公式戦とは違う雰囲気だったので、いい経験だと思います」

帝京長岡で3年間を過ごした新潟の地。地元・北海道から15歳で親元を離れた。1週間で1000球の投げ込みでプロへの土台も作った。3年夏の新潟大会決勝では、日本文理を相手に延長11回を1人で投げ抜くも、142球目にサヨナラ打を浴びた。「いい意味でも悪い意味でも思い出の地。プロになっていい姿を見せ続けられるように、これからも頑張りたい」。あと1歩届かなかった甲子園。プロ4年目の今季は4月9日ヤクルト戦でプロ初勝利を挙げた。この日は同校の芝草宇宙監督(56)や後輩らが観戦。心身ともにたくましく成長した姿を届けた。【村松万里子】

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