阪神下村海翔投手(24)がヒーローインタビューで涙に暮れた。
プロ初勝利を挙げ、晴れやかなイケメンスマイルを浮かべてグラウンドに登場。だが最初の「まずは率直な思いを」と問われ「結構時間がかかってしまったんですけど」と答えたところで、少し言葉を詰まらせた。
涙腺が決壊したのは、両親への言葉を求められたとき。関西から両親がスタンドに駆けつけていたことを自ら切り出したが「ご両親に一言」と言われ「やばい…」と顔をゆがめ、目頭を押さえた。しばらく言葉が出なかったが、ようやく「入団してから心配ばっかりかけてたんですけど、家帰ったときとかにぼくの話とかせずにずっと見守ってくれてたんで」と、手術からのリハビリに励む姿を黙って見ていてくれた2人の姿を脳裏に浮かべ、涙ながらに言葉を絞り出した。
◆下村海翔(しもむら・かいと)2002年(平14)3月27日、兵庫県生まれ。小学3年から野球を始め、中学時代は宝塚ボーイズ所属。九州国際大付に進学し、甲子園出場はなし。青学大では23年日米大学野球でMVP。23年ドラフト1位で阪神入り。1年目の24年4月にトミー・ジョン手術。26年5月に実戦復帰し、同年7月2日中日戦でプロ初登板。174センチ、70キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1100万円。



