楽天ドラフト2位の伊藤樹投手(23)が、プロ初先発初勝利を挙げた。
「やっぱり初先発は一度しかないので、そこで勝ちたいとずっと思っていた。結構勝ち運があるタイプなので。今日も運が良かった」
最少失点で勝利投手の権利をつかんだ。最終イニングとなった5回。オリックス西川を右飛、太田を二直、紅林を空振り三振とし、この日初の3者凡退に封じた。初回、1番宗、2番来田の連続三塁打で先制点を奪われたが、5回85球、4安打1失点でまとめた。
5回以外は毎回走者を背負う展開だったが、粘りの投球を見せた。「0で抑えることがすべてなので、本当に良くも悪くもこれがスタイルというか。(4四球の)フォアボールはちょっといらないなっていうのはすごい課題ですけど、0で抑えて帰ってくるのは一番大事にしてるので。その結果かなと思う」と、うなずいた。
1点を追う6回に宗山塁内野手(23)が逆転の2点適時二塁打を放つなど一挙4得点で試合をひっくり返した。伊藤樹は「(宗山は)大学でほんとに嫌なバッターだったので、味方で良かったなって。ありがたいっす」と感謝した。
試合後、吉井理人監督(61)は「投げます」と伊藤樹の地元秋田で開催される次週9月1日オリックス戦での凱旋(がいせん)登板を明言した。右腕は「やっぱり1軍の選手と対決しないとわからない課題とか良かったところとかあると思うので。もっといい形で来週入れるようにしたい」と決意を込めた。



