強い。首位ソフトバンクが16安打6得点でオリックスに快勝し、優勝マジックを19に減らした。
口火を切ったのは伏兵のバットだった。0-0の2回。無死二塁のチャンスで2戦連続スタメン起用の川瀬晃内野手(28)が先制適時打を放った。「積極的に自分のスイングを心がけようと。それが結果につながったと思います」。フルカウントからの6球目。曽谷が投じた真ん中付近のスライダーをしぶとく左前へはじき返した。
続く3回は一挙4得点。先頭の3番近藤、4番栗原の連打で無死一、二塁と攻め、5番柳田が右前適時打。クリーンアップの3連打で1点を追加し、さらに1死一、三塁から再び川瀬が2打席連続の左前タイムリーだ。打線はこの回終了時点で10安打5得点。1週間前に7回を2安打0封された左腕をKOした。小久保監督は「今日は攻略しましたね」とリベンジにうなずき、連日の活躍を見せた川瀬についても「この2日間はいい働きをしてくれました」と目を細めた。
前夜は1イニング2失策の守乱もあって敗れたが、この日は投打がかみ合って2カード連続の勝ち越し。福岡移転後初めてのリーグ3連覇に向け、優勝マジックはいよいよ10台に突入した。小久保ホークスがVロードを疾駆している。【佐藤究】
ソフトバンク庄子(3回の中押し適時打を含む2安打1打点)「当たりはよくありませんでしたが、いいところに飛んでくれました。結果的に大きい追加点と、いい展開にもってくることができました」



