阪神が投打で中日マラーにしてやられた。今季ワーストを更新する6連敗。3試合連続完封負けは20年8月18~20日の巨人戦(東京ドーム)以来6年ぶりの不名誉だ。優勝争い最終盤での苦境に、藤川球児監督(46)は「必ずこちらに(流れが)向く時が来ますから。それがこのペナントレースです。それがタイガース全体に問われていますから、必ず、常に顔を上げて戦い続ける」と力を込めた。
先発伊藤将が初回、細川に先制2ランを浴びると、5回には8番に入った投手マラーにバックスクリーンへ2ランを献上。9回には5番手ドリスまでも、マラーに左翼フェンス直撃の2点適時二塁打を浴び、4打点を献上した。
打撃も武器の助っ人には、5月20日の甲子園でも石黒が2ランを被弾。藤川監督は「バッテリー部門を含めて、非常に警戒はしていましたけど、大胆に行くところと、これはもう勝負の中ですから」と話すにとどめた。
打線はマラーに4安打完封を許し、これで3日のヤクルト戦で9回に大山が放った一撃を最後に、56イニング連続適時打なし。27イニング無得点。重苦しく感じるチームの空気をどう打ち破るかと問われ、指揮官は冷静に話した。「ゲームにどう向かうかはもちろん、どの球団もそうですけど、議論を重ねています。現状、今いる自分たちの位置をしっかり把握しながら戦わなければいけませんから。ジタバタしないというのも一つです」。連覇への道は険しい。【磯綾乃】



