<明治神宮大会:駒大3-0明大>◇19日◇大学の部決勝◇神宮

 駒大(東都大学)が、39年ぶりの決勝対戦となった明大(東京6大学)を破り、13年ぶり5度目の日本一に輝いた。

 死球の判定を巡り、駒大ナインがグラウンドに飛びだし、猛抗議を行うシーンがあった。1点を追う明大が8回2死満塁と攻め、打者糸原の場面だった。カウント2-2からの5球目が顔面近くを襲い、糸原は転倒。ボールは左手甲に当たった。石川博明球審は「死球」と判定し、一塁を与えるポーズをとった。これに対し、駒大側は「スイングしている」と抗議。石川球審は塁審を呼んで協議、スイングしたとして「三振」に変えた。同球審は「当たってはいるんですが、スイングしているということで三振アウトとしました」と説明した。明大側の再抗議はなく、場内に説明して試合を再開した。