侍ジャパン高橋奎二投手がWBC初登板で結果を出した。7点リードの5回に2番手としてマウンドに上がった。両腕を高く突き上げ、胸につくほどに右膝を上げる豪快なフォームから腕を振り抜く左の本格派は、最速152キロの直球を交え2回28球で2三振を奪い、1安打無失点と初マウンドにも動じなかった。

2月、ヤクルトの沖縄・浦添キャンプではWBC球に苦戦。滑るボールを克服できず、ブルペンでは同じ侍ジャパンの中村も「普段の奎二じゃない」と感じるほど、苦悩の日々を過ごしていた。なんとか慣れようとホテルでも暇さえあれば左手でボールを握っていた。

2月16日、侍強化合宿に旅立つ前、「慣れるしかないでしょ」と覚悟を決めて出発。その言葉どおり、苦手を克服して日の丸を背負った。高橋奎が出場すると捕手中村、二塁山田、三塁村上とヤクルト全4代表が同時にWBCのフィールドに立った。

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