イタリアが、オランダとの最終戦に逆転勝ちし、13年の第3回大会以来の10年ぶり2度目の1次ラウンド突破を決めた。0-1の4回、Do・フレッチャー(ダイヤモンドバックス傘下)の右翼へのエンタイトル二塁打を皮切りに、6安打と死球で一挙6得点。投げては、メジャー通算50勝のハービー(オリオールズFA)が先発し4回2安打1失点。6投手の継投で逃げ切った。過去36回の欧州選手権で26度決勝を戦った宿敵を下した。

A組は全5チームが2勝2敗で並ぶ大混戦の中、失点率で2位通過を決めた。16日の準々決勝(東京ドーム)ではB組1位の日本と対戦する。兄弟で出場している9番三塁のDa・フレッチャーはエンゼルスで大谷と同僚。米殿堂入りしたピアザ監督はドジャース時代に野茂とバッテリーを組み、メッツでは新庄(現日本ハム監督)とチームメートだった。日本と縁が深く、盛り上がりそうだ。

【WBC】A組突破はイタリア!打線爆発でオランダを逆転/スコア詳細