2連敗で崖っぷちだった台湾が、チェコから14点を奪い、7回コールドで今大会初勝利を挙げた。プレミア12王者が、前日に日本に7回コールド負けした鬱憤(うっぷん)を晴らした。曽豪駒監督は「応援してくれた台湾ファンに感謝する。2連敗でどうしても勝たないといけなかった」と、台湾から駆けつけた4万522人の大観衆に思いをはせた。
1回に2度のセーフティーバントに重盗などを組み合わせて2点を先制。2回には2死から単打と連続四球で満塁とすると、3番フェアチャイルドが左翼へ本塁打を放って4点を追加した。真ん中やや外角寄りのチェンジアップを捉えると、左翼席の中段まで運んだ。4回にも重盗に張育成の適時打で2点を追加。5回に犠飛で1点を加えると、6回には相手投手の乱調につけこみ、2安打4四死球で5点を追加した。
2度の重盗を含む8盗塁に、曽監督は「連敗で初心に戻って、つながりを考えた」と話した。
フェアチャイルドは、満塁本塁打を含む2打数2安打2四球4打点3盗塁と大暴れした。「母の生まれた地のために活躍できて、とても光栄です。多くの人のサポートのおかげ、日本のファンがホームランボールを捕って、渡してくれた。いくつかのサインボールと交換した」と話した。ナイター明けのデーゲームに備え、睡眠をしっかり取った上で、大量のコーヒーを飲んで臨んでいた。
日本が韓国に勝利すると、台湾は韓国戦に勝利し、韓国がオーストラリアに敗れれば、1次ラウンド突破の可能性は残っている。

