メインイベント(第13試合)のフライ級(-57キロ)王座戦5分3回で、王者の神龍誠(26=神龍ワールドジム/ATT)は挑戦者トニー・ララミー(27=カナダ)に判定1-2で敗れ、初防衛に失敗して王座から陥落した。

試合後の会見に姿を見せた神龍は「負けちゃいましたね」と肩を落とした。2回終了間際や3回序盤にララミーを出血させたが、僅差(きんさ)の判定負け。1票ずつ割れた判定を聞く瞬間は「最後、僕に来てくれ」と願ったというが、「ダメージをどこまで取ってくれるか分からなくて。そういうのが評価されたら僕の勝ちだと思ったんで、そういう考えが甘かったです。判定に身を任せた時点で負けですよね」と唇をかんだ。

打撃もテイクダウンも混ぜて戦うプランだったが、ララミーについて「元々ストライカーのイメージだったので、あそこまで固執してテイクダウンに来るとは思わなかった」と振り返り、「寝技が本当にうまかった。自分の強みだったレスリングや寝技でちょっと慢心してたのかな。組んでみたら体形も特殊で、自分の想像とギャップがあった」と誤算を口にした。

現在の心境を問われると「正直、感情ぐちゃぐちゃなんですよ、今。分かんないっすね」と吐露した直後、こらえきれずに激しく号泣。涙を拭うと「僕には本当にこれしかないんで、やり続けるしかない。またしんどいけど練習して、この負けを糧にする。必ず来年、僕はまたチャンピオンに返り咲きます」と再起を誓った。

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