ことしの国際ボクシング殿堂入りの式典は14日、米ニューヨーク州カナストータで行われ、元世界ライトフライ級王者で13連続王座防衛の日本記録を持つ具志堅用高氏(59)、世界フライ級王者のまま1973年に23歳で交通事故死した大場政夫氏が日本人4、5人目となる殿堂入りを果たした。

 具志堅氏は証しであるリングを手にし「沖縄の恩師や先輩、協栄ジムの金平会長らと輪になってやってきたから、きょうがある。重みがある」と故郷などへの思いを込めた。式典前にオープンカーでパレードを行い、式典での英語を交えたスピーチでは「この素晴らしい一日を忘れない」と感慨に浸った。

 ともに殿堂入りした元統一世界ヘビー級王者のリディック・ボウ氏(米国)が隣に座り「素晴らしいチャンピオンと肩を並べるのはうれしい」と言い、後輩選手には「印象に残るファイトを続けて、ここに来てほしい」とエールを送った。

 故大場氏は所属した帝拳ジム関係者が代理で表彰された。過去日本人ではファイティング原田(本名原田政彦)氏、ジョー小泉(本名小山義弘)氏、帝拳ジムの本田明彦会長が殿堂入りしている。