NEVER無差別級選手権は、挑戦者柴田勝頼(36)が、17分19秒体固めで王者石井智宏(40)を破り、第10代王者に就いた。ゴング直後からしばき合い、けり合いと、両者の意地がぶつかりあう激闘になった。

 最後は柴田が、相手の胸部に強烈なキックを放つ得意技「PK」で仕留めた。初めてシングルのベルトを獲得した柴田は「自分的にはベルトが懸かっていようがいまいが、やることは一緒。そのスタイルは変わんない。だけど、石井の意識が、このベルトがあることによってあそこまで引きあげられたと感じた」。ベルトを防衛するために倒れても立ち向かってきた相手をたたえた。

 柴田自身も、何度攻撃を受けても立ち上がった。「負けたくないから。ただそれだけ。石井も意地っ張りかもしれないけど、オレも意地っ張りだからね」と話した。