ゴンナパー・ウィラサクレック(25=タイ)が、12日のKrush・85(東京・後楽園ホール)で対戦する相手は、石田勝希(25=RKS顕修塾)に決まった。

 Krush大会を運営するK-1ジャパングループと、TRY HARD JIMとの契約問題で、欠場となった同ジム所属の瑠輝也に代わり、石田が名乗りを上げたもの。Krush実行委員会がゴンナパー側と調整の結果、この試合を「Krush63キロ次期挑戦者決定戦」として行うことを決めた。

 石田はグローブ空手で60戦無敗の実績を誇り、2011年にプロデビュー。キックボクシングではMA日本スーパーライト級など2つのベルトを獲得した。Krushには昨年2月に初参戦して、現Bigbang王者の林健太を1回KOで下している。

 急な出場決定にも石田は「常に練習は積んでいるのでコンディションは良い。KO勝ちするイメージはすでにできている」とやる気満々。対するゴンナパーは「まず勝ってKrushのベルトに挑戦したい。ただし、あくまでも通過点。最終的にはK-1のベルトを狙いたい」と、どっしり構えた。