総合格闘技のRIZINは26日、都内の事務所で、5月6日にマリンメッセ福岡で開催のRIZIN10大会の追加カード発表と、同大会に出場する堀口恭司(27)の会見を行った。

 新たなカードは、石井一成(19)対栄井大進(19)で、ともに大学生同士のキックボクシング対決となる。すでに、元UFCのイアン・マッコール(33=米国)との対戦が決まった堀口は、練習拠点の米国から帰国。マッコール戦について「UFCでもトップで戦っていた選手で、いい試合をしてしっかり決着をつけたい。KOで勝つ」とKO宣言した。また、2018年の目標を聞かれると「新しいことにどんどん挑戦していきたい。いろいろなルールの違い、キックとかにチャレンジしたい」と話した。RIZIN内で、キックボクシング界の神童、那須川天心(19)と人気、実力ともに双璧をなす2人の対決も注目されるが「当然やりたい。それをやれば日本が盛り上がるから」と前向きな発言も飛び出した。榊原信行実行委員長も「弱冠19歳でこれだけ結果出してきている那須川が、堀口の視野に入ってきた。もともと、お互い空手出身で流派の違いもあり戦ってみたいという思いはあるのだろう。我々は、そのタイミングで1番旬なものを、少し前倒しするぐらいで出していかないと。5月の試合の結果によって、決定付けられてくると思う」と、両雄対決の可能性を話した。