初防衛したIBF世界スーパーバンタム級王者岩佐は一夜明けても反省しきりだった。大差判定勝ちも攻めきれずに「慎重になってアグレッシブや強さを見せられなかった」。次戦は同級1位ドエニー(オーストラリア)と指名試合の予定で「無敗相手に勝ち残れば評価も上がる」と早くも意欲。

 ネリへの怒りは収まらず「ボクサーとして認めない。去るべき」と切って捨てた。7年前に対戦もした山中には「人間性も見習い、ああいう男になりたい。継げるようなボクサーに」と誓った。