6月17日のPPV大会(米シカゴ)でスマックダウン女子王座に挑戦するアスカ(36)が同王者カーメラ(30)の目前でシングル戦勝利を飾った。

 ゲスト解説席に陣取るカーメラを横目に、マンディ・ローズとのシングル戦のために入場すると、背後からローズの盟友ソーニャ・デビルの襲撃を受けた。ダメージを負ったまま、ローズ戦のゴングが鳴らされると、相手の打撃技で劣勢に立った。

 すると日本語で「テメー、この野郎」と気合を入れ直し、スライディングキックで反撃開始。串刺しのヒップアタック、ミサイルキックを連続で成功させ、得意技アスカロックで絞めあげてギブアップを奪った。

 試合後、リングに上がってきたカーメラから無言のままベルトを掲げられたものの、劣勢を打開した白星でアスカの強さが際立った。