20年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの事前トレーニングキャン地でもある東京・立川市のアリーナ立川立飛で17日、同市初のプロボクシング興行が開催された。地元の石川ジム立川からスーパーバンタム級の上野太一(21)ら5選手が出場した。

同会場では昨年9月に大坂なおみが準優勝したテニスの東レ・パンパシフックオープンを開催。20年東京大会では同会場などを所有する立飛ホールディングス(HD)が、パンアメリカン・スポーツ機構と覚書を締結し、事前キャンプ地として約30カ国を受け入れる。興行を協賛した立飛HDの村山正道社長は「いずれ世界タイトルマッチをこの会場で開催したい」。清水庄平・立川市長は「立川市から20年大会を盛り上げてきたい。この興行がそのスタートになる」と話した。