Aブロックの全勝対決は、ザック・セイバーJr.(34)が、グレート・O・カーンを破り、無傷の4連勝で勝ち点8とした。ザックの領域である関節技対決に挑んできたO・カーンを寄せ付けず、最後は空中三角絞めでギブアップを奪った。
ロープを使った技は1度もない“レスリング対決”を制した。「あいつのレスリングの力はすごいよ。でも最後にギブアップを奪ったのはこの俺だ」と堂々と言い放った。得意の関節技で、内藤、鷹木、飯伏に続いて4試合連続でギブアップ勝利。しかもすべて異なる技でのKOに「みんな1個のテクニックに頼りすぎ。他のやつに効果的でも、世界最高のテクニカルレスラーには通じないんだよ」と豪語した。
寝技対決には絶対の自信がある。技をかけられてもうまくすり抜け、いつの間にか自分の体勢に持ち込む。相手に飛びかり頭を捉えると、さらに足や腕を同時に絞め上げるなど、臨機応変に対応することができる。「その時々で違うテクニックを使っている。相手が何を繰り出してこようと、俺は無敵だ」。いつ、どんな状況でも、勝利に導く切り札を持つ“技のデパート”で、これからもレスラーたちを苦しめる。【松熊洋介】

