プロボクシング・スーパーフェザー級を主戦場とするトップアマ神足茂利(26=M・T)が初メインイベンターとしての自覚を示した。12日、東京・後楽園ホールで日本同級7位中川兼玄(28=角海老宝石)との同級8回戦を控え、11日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、両者そろってリミット58・9キロでクリアした。

1度目計量で50グラムオーバーするハプニングがあった神足だったが、2度目計量で無事にパス。所属ジム設置の体重計との誤差が原因だったようで「ジムではリミットだったのですが…」と苦笑した。名門の日大出身で、50勝23敗の戦績を残すトップアマ。勝てば中川から日本ランキングを手にすることができる大事な1戦となる。神足は「目指すものはもっと上ですが、後楽園ホールのメインは夢の舞台でもある。せっかくいただいたチャンスなので、勝ってつかみたいです」と強い意欲を示した。

同門の中谷潤人が先月20日、米ラスベガスでWBO世界スーパーフライ級王座を獲得し、世界2階級制覇を成し遂げた。中谷が渡米前の3月下旬にスパーリングした際、アドバイスをもらっていたことを継続して取り入れてきたという。神足は「(中谷に)良いヒントを聞きましたね。マインド的には良く仕上げられた。そのヒントを(リングで)出せるように。うまく流れて作戦が出せたら」と日本ランカー中川攻略に自信をのぞかせていた。