ボクシングの真正ジムは19日、神戸市内のジムで8月5日に神戸市立中央体育館で行う興行について発表した。

4月にキックボクシングで無敗を誇った“神童”那須川天心(帝拳)のプロボクシングデビュー戦の相手を務めた与那覇勇気(32=真正)が、再起戦に臨む。

相手は64戦(51勝=25KO=13敗)のキャリアを誇るペッチバンボーン・ソータナピン(タイ)でスーパーバンタム級6回戦が組まれた。ペッチバンボーンは16年9月にWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで“モンスター”井上尚弥(大橋)に挑戦し、10回KO負けの経験もある。

天心との試合で判定負けながら与那覇は「ボコボコにされた」と完敗を認めた。進退を迷ったが、「ずっと考えたが、シンプルにこのままで終われないなと。チャンスを与えてもらって結果で応えられていない。これで勝って終わりではなく、次につなげたい」。

その決断の過程に病で戦う知人からの言葉があったという。「自分より大変な戦いをしているのに(天心戦で)『勇気をもらった』と言ってもらった。自分が逆に勇気をもらえた。楽しみながら戦っている自分は甘かったなと。命を燃やして戦いたいと思った」。生まれ変わった気持ちで勝負の一戦に臨む。