エディ・キングストンが、涙の戴冠だ。STRONG無差別級選手権で、王者KENTAにノーザンライトボムを決めて、ベルトを手にした。バックステージに登場すると、あふれるものをこらえられなかった。「これは3人にささげられるものだ。母、父、そして、テリー・ファンク。俺にとって、史上最高の人たちだ。俺はこの瞬間を夢に見てきた。ここで涙はながしたくない。感情を爆発させたくない」と言いながら、涙腺は崩壊していた。
キングストンは続けた。「世界中のこどもたちに伝えたい。俺は本来、ここにいる人間じゃないんだ。俺はばかなことをやっているストリートキッドだった。誰かに殺されてもおかしくない、刑務所に入ってもおかしくないやつだった。でも、そうはならなかった。なぜなら、プロレスが、日本のプロレスが俺を支えてくれたからだ」と道を外しそうになった過去を口にした。「俺に出来たのだから、誰にだって出来る。他に俺が言えることは何もない。ただ、感謝したい。真剣に命をかけてこの王座を守る」と顔をクシャクシャにしながら思いを口にした。

